リフレクソロジーについて、
なんとなく「足もみをしてくれるところでしょ?」という認識はあるようですが、
細かくはどんなものかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
リフレクソロジーとは、Refrex(リフレックス=反射)とOlogy(オロジー=学問)という
2つの単語が組み合わさってできた造語で、「反射療法」といった意味があるようです。
「リフレ=リフレッシュ」だと思っていた方も多いようですね。
もちろん私も最初はそう思っていて、専門学校で概念の勉強をしたときにはすごく驚きました。
参考サイト:心も体もやさしく解きほぐす リフレクソロジスト
リフレクソロジーは、手足にある「反射点」といわれる部分を押したり、
刺激を与えることで、全身をリラックスさせるという施術方法になります。
そこで、反射点てなに?と思いますよね。
反射点とは、手や足から内蔵などに通じているといわれるツボのようなところのことを言います。
よく、リフレクソロジーを受けていると、痛いと感じる部分とそうでない部分があって、
痛いところは悪いところだ、といわれることがあるのですが、
足の裏で腎臓と通ずる部分があり、そこを刺激することで、
腎機能の快復を促す、とった施術が行われるのです。
また、足や手を刺激することでリンパの流れがよくなり、
体全体の機能が正しくまわっていくようになるので、
反射点を刺激する以外にも、リフレクソロジーの効果というのはとても大きいものになります。
人は他人に触れられて手当てを受けることで、癒しの効果を感じるといわれています。
そういった面でも、リフレクソロジー効果というのはかなり期待できますね。
リフレクソロジーは英国式と中国式に大きくわけられ、
中国式のほうがかなり強い痛みを感じるといわれています。
手で刺激するケースもありますが、中国式ではツボ押しの棒を利用することがあり、
ハンドマッサージよりもかなり痛いのです。
街でよく見かけるリフレクソロジーは、だいたいが英国式だと思われます。
それでも、いろいろと滞っている方は強い痛みを感じることも。
英国式では、リフレクソロジーの際はふくらはぎのほうまで
オイルで丁寧にマッサージをしてくれますが
(もちろんプランによります。足裏マッサージのみのプランもあります)、
中国式では足裏を施術したり、観察することで医療的要素を強くもった、
診療に近い施術が行われるようです。
現在もリフレクソロジーは医療現場で活躍していますが、
中国でははるか昔から医療の一環で足裏を観察する診療が行われていました。
これは現在のリフレクソロジーにかなり近いものだと思われます。
リフレクソロジーは、癒しを与えてくれるのはもちろん、
体の不調を改善してくれる医療的役割も果たしています。
妊娠中は刺激しない方がよいツボもありますので、妊娠中の方は、
施術前にその旨を必ずリフレクソロジストの方に伝えてください。
そうすれば、妊婦によくないツボは避けて施術を行なっていただけます。