リフレクソロジーの効果は、英国式と中国式で違いがあります。
英国式の場合は、リフレクソロジーにリラクゼーション効果を求める場合が多いので、
痛みを感じるような施術は行わず、施術を開始するとあっという間に眠ってしまうほどです。
それでも、血流が滞りやすい足を入念にマッサージすることで血の巡りが良くなり、
むくみの改善や、身体機能の活性化といった効果が期待できます。
身体機能が活発になれば、それぞれの臓器の動きもよくなりますので、
体全体の体調が快復してくるでしょう。
また、心身ともにリラックスできることにより、ストレスを軽減し、
ホルモンバランスが整うので、婦人科系の不調も改善されます。
ストレスは体のさまざまなところに悪影響を及ぼしますので、
定期的にリフレクソロジーを受けて、ストレスを軽減するとよいでしょう。
フェイシャルエステやリンパマッサージなどは、料金が高めなことが多いですが、
リフレクソロジーは時間が短ければかなりお手頃な価格で施術を受けることができるので、
ふらっと立ち寄ることができておすすめです。
中国式のリフレクソロジーでは、リラクゼーションというよりも、
体の不調を改善するための施術になりますので、痛みはかなり強いですが、
体調の回復については英国式よりも期待できます。
中国式では、体の「気」の流れを整えることを重視して施術が行われます。
「気」ってなんだろう?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
体の流れを調えるというニュアンスでしょうか。
リフレクソロジーを施すことで、気の流れが正常になると考えられています。
中国式では体の不調を改善する効果が高いといわれており、さまざまな症状に効果があります。
肩や首のこり、胃弱、生理痛、自立神経失調症、リウマチ、更年期障害など、
その効果はほんとうに多岐にわたります。
といっても、「肩こりを治すためのリフレクソロジー」ということではなくて、
あくまでも体の機能を正常に戻す、ということをメインとしています。
例えば肩こりの場合、血流が滞ることによって肩こりがおきますよね。
リフレクソロジーを行うことで、体の機能が正常に働くようになれば、血流だってよくなります。
血流が良くなれば、肩こりも改善されるはず、といった具合です。
けれど、この「体を正しい状態に戻す」というのが、
どんな病気にも一番重要だと考えられているので、
リフレクソロジーの効果というのはすごいんだなということがわかりますね。
英国式は中国式ほど強い刺激は与えませんので、効果はゆるやかではありますが、
やはり体の状態を正常に戻す効果というのはある程度期待できます。
リフレクソロジーを行ったあとに、体が軽くなったという方は多いはず。
慢性の体調不良には、リフレクソロジーはとてもおすすめです。