ノート

無資格でも平気?

ほかの項でも触れましたが、リフレクソロジーには国家資格はないので、無資格で施術を提供しても罰せられるということはありません。
しかし特殊な施術になりますので、現在リフレクソロジストとして活動されている方は、それぞれの団体の資格を取得している人がほとんどです。

また、現在展開されている大手リフレクソロジーになると、そのサロンが提携している団体が運営する資格を取得している人でないと、そのサロンでは働くことができない、というような制約を設けているサロンも多いので、こうしたサロンで働く場合は資格取得が必須となります。

いきなりフリーで個人サロンを運営したいという人も、最初はどこかで修行をする必要がありますので、やはり資格を取得していないと就職することは難しいようです。
逆に考えると、資格を取得している人は優先的に提携しているサロンで働くことができるので、就職しやすいという利点もあります。

また、大規模なリフレクソロジーの団体になるとかなり知名度が高く、「このサロン知ってる」ということになりますので、そういった団体の資格を取得し、サロンで修行をして独立すると、有名な団体の系列であるということをアピールできますので、独立後の集客にもつながります。

ただし、エステサロンなどで独自のリフレクソロジーを学び、そこから独立したというリフレクソロジストは、特にそういった資格をもっていないという人もいるようです。
エステサロンで十分な技術を修得したので資格は必要なく、これまで培った技術や人脈で十分にリフレクソロジーサロンを運営できている方もいらっしゃいますので、その人のリフレクソロジストとしての活動に応じて、資格取得を検討するとよいでしょう。

まったくの素人であれば、養成校などに通って技術を修得しなければならないので、必然的に資格を取得する形になります。
養成校ではカリキュラム修了後に認定試験が必ず行われ、合格すると認定証が発行されますので、資格を取得したということになるのです。
ほかの分野だと、スクールと資格試験の料金は別にかかるところもありますので、そういったことを考えるとかなり良心的だといえますね。

資格取得にはそれなりの費用がかかりますが、長い目で見ると投資する価値があります。
リフレクソロジーでは東洋医学の要素を取り入れていますが、こうした学習は独学で学ぶことは難しいので、学校に通って資格を取得するということは、リフレクソロジストを目指す人にとって最終的には大きなプラスとなるに違いありません。